元旦は坤為地

陰が極まれば、陽が下から徐々に湧いてきます。従って元旦は料理もしないのでおせちが役に立ちます。初詣は元旦ではなく2日に行うのも同じ意味です。元旦は「足るを知る」、自分自身の命の鼓動を内面で感じてください。環境を跳ね返すのも威勢があっていいですが、木鶏の話にもあるように「気を盛んにす」ではまだまだです。中江藤樹のいった「順境にいても安んじ、逆境にいても安んじ(以下略)」も木鶏の話と同じです。まさに不易性が高い教えですね。(2021/1/1小竹)