学びと仕事①
脳の情報処理速度は18歳ぐらいでピークになり、すぐに低下していきます。短期記憶は25歳まで改善し、10年ほど横ばい、その後低下します。そして相手のことを考える力は40代、50代でピークになり、知性のピークは60代、70代となることが研究により明らかになっています。18,19歳までの脳に負荷をかけないと財産となる長期記憶の手前の短期記憶力にも影響を及ぼしますが、努力により差が開くと同時に多様化していくことを示唆しています。知性とはフロネシス(実践知)であり、いま与えられている仕事と結びつくことによって進化成長していくのです。(2020/9/14小竹)