書経に「満は損を招き謙は益を受く」とあります。慢心してはいけない、謙虚でいなければならない。人は必ず慢心してしまう生き物です。常に畏敬の念を抱く存在が必要です。また諸葛亮孔明は子供に「静以て身を修め、倹以て徳を養う」と手紙を送っています。徳望を磨くには、この二つの「けん」を欠かすことができません。(2021/2/1小竹)