過去との対話

過去の偉人、中江藤樹は「順境にいても安んじ、逆境にいても安んじ…」との言葉を遺しています。これは、どのような状況下でも感情の平衡を保つことの重要性を示しています。日露戦争の時、日本海軍は、ロシア海軍の予想される航路から、一つのルートに決定しなければなりませんでした。多くの者が異なるルートを予測する中、東郷平八郎は対馬から来ると判断しました。この冷静かつ大胆な判断が、倍の兵力を持つ最新の戦艦を打ち破る結果となりました。このような過去の出来事や偉人の言葉からの学びこそ、歴史の真髄であり、我々の未来を明るく照らす指針となるのです。(2020/6/15小竹)