店舗は「現場」ではなく「営業部」

店舗での営業をよく「現場」という表現を使うのを耳にします。本来は役割が違うだけなのですが、指導する側、される側といったスーパーバイジングの誤謬を暗示しております。実際は全員が各々の現場(職場)で従事しています。シビリアンコントロールを組織に投影しているように見え、その体制が抱える問題を歴史・政治から読み解くと本部・現場という枠に囚われている思考こそが修正すべき課題であると言えます。本部主導・現場主導という考え方はどちらもうまくいきません。歴史より限界を学ぶことも必要です。(2021/10/25小竹)