「人々分上豊に具われりと雖も修せざるにあらわれず、証せざるには得ることなし」これは道元禅師の「正法眼蔵」に書いてある言葉ですが、「大学」でいうところの明徳にあたる事柄です。古の教えは道を修める為にあり、私たち自身の心を映し出す鏡となります。仕事を通じて自分という人間を磨くのが生きる目的であり、その姿勢が多くの人の未来を築くのです。仕事に貴賤はなく、それぞれ役割分担です。目の前にある仕事に打ち込みましょう。(2021/3/8小竹)